メディカルエージェンシーという社名を日本語にすると「医療の代理人」です。
私たちの仕事は、文字通り医療機関や研究所の代理人として、コンサルティングを行うこと。もちろん、代理人ですから依頼者の意向を十分に把握する必要があります。依頼者である医療機関や研究所は、国家資格を有する専門職の集まりです。専門職からの依頼内容を正確にヒアリングし、意向を正確に把握するためには、専門的な知識がなくてはなりません。そして、最新のIT技術にも精通している必要があります。
しかし、専門性の高い仕事であるがゆえに、多くの場合一人で対応することは難しく、チームを組んで対応することになります。得意分野の異なる複数のコンサルタントが集まり、組織として対応するのです。その際には、案件の特性や地域を考慮した上で、依頼者の意向に応えることを意識します。
また、私たちには専門性に加えて代理人としての交渉能力が求められます。それは、元々高い素質を持っている人でも、実務経験がなければ得ることができない能力です。交渉能力は、私たちの仕事において非常に重要であるとともに、日々の仕事を通じて鍛えられるものなのです。
このような、多くの能力が求められるのが、私たちの仕事です。現在活躍している全ての社員が、医療業界に関係する仕事を経て、私たちの仲間になっています。病院職員、システムベンダーのSE、システムベンダーの営業、と職歴は多様、転職の動機もさまざまですが、これまでの経験を生かし、医療に貢献したいという思いは共通です。
依頼者の期待に応えるのは簡単ではありませんが、私たちと一緒に活躍してくれる仲間と出会えることを楽しみにしています。
Point 01
現状調査
既存システムの調査を行います。契約書や保守内容を確認します。
課題管理表などから現状のシステム状況を把握します。
端末管理台帳や運用管理規程などから管理状況を確認します。
サーバ室やネットワーク機器の設置状況も確認します。
Point 02
病院、既存システムベンダー、新規システムベンダー等との打ち合わせ
病院のシステム更新への希望を確認します。利用者と管理者では考えが異なるケースもありますが、それぞれの意見を整理します。
既存システムベンダーの次期システムに対する提案を把握すると同時に、提案を希望する新規システムベンダーとも打ち合わせを行います。
Point 03
システム等の仕様書案の作成
病院の希望を盛り込んだ仕様書案を作成します。
仕様書は部門システムはハードウェアも含まれるため、かなりの分量になります。
要件を可能な限り正確に記載して、システムベンダーが正確な見積りができるように仕上げていきます。
Point 04
システムベンダー等からの意見、
病院の要望との調整、価格交渉
仕様書案に従った見積りを取得して、各要件に関する意見をもらいます。
ベンダーの意見と病院の要望の調整を行います。
見積書を精査して、必要があれば再見積りを依頼します。
その過程において価格交渉を行っていきます。
Point 05
仕様書作成、応札評価、システムの導入支援
最終的に予算金額内に収まる仕様書を作成します。
病院に仕様書の説明を行い、確認しながら進めます。
システムベンダーの応札資料の評価を行い病院に説明します。
ベンダーが決まれば、その導入支援を行います。
Point 06
ヒアリング・会議への参加、及び議事録作成
コンサルティング業務の全工程で多くのヒアリング・会議が開催されます。
ヒアリング・会議に参加し、経緯・決定事項の確認、情報の共有、行動指針として議事録を作成します。
Point 07
企画書、見積書等の各種書類の作成及び校正
病院に提案するコンサルの企画書を作成して、提案します。
企画書は病院により異なるので、それぞれの状況を確認して作成します。
コンサルの内容を確認して、見積書を作成します。